【対抗戦】100回目のラグビー早明戦で浮かんだ「もしも」 敗軍の将の言葉に感じた歴史と矜持「3点差でPKなら…」
100回目の伝統の戦い。そして優勝決定戦という味付けの早明戦。戦前の成績を覆すような80分間のボールゲームについては、多くの新聞記者諸兄は熱筆をふるっているはずなので、皆さん目を通していただいただろう。早稲田がスピードでトライを奪えば、明治がモールでやり返す。往年の強みも感じさせた一方で、勝者がスクラムを押し込み、敗者が華麗なBKのステップワークで攻めるなど、伝統と進化が交差するセンテニアル・マッチとなった。