【政治】アニメ業界の「月600時間労働」を共産党議員が取り上げる 下村文科相「改善に取り組む」
「世界に誇る日本のアニメ文化だが、制作現場の労働条件はきわめて劣悪だ」。日本共産党の田村智子議員は24日の参院文教科学委員会で、アニメーション制作現場の深刻な実態を告発。東京都のアニメ制作会社「A‐1 Pictures」の男性アニメーター(当時28歳)が、2010年10月に過労によるうつ病が原因で自殺した背景に「月600時間(1日あたり20時間)労働」で、残業代も未払いという異常な労務実態があったことを示しました。