ゲーム業界人が家電業界に転職した結果・・・
家電業界に入ったゲーム開発時代の同僚と飲んだ時。彼が言ったのは、家電業界に「ユーザーフレンドリーという概念が無い」ということだった。あってもレベルが低いという。彼はゲーム業界では自他ともに認める並の企画だったが、家電業界では「天才」の様に扱われたと言う。仕様書の分かりやすさ、直感的な操作方法、処理能力の低さを誤魔化すテクニック等は、全てゲームの企画で培ったものだが、どれもその会社には無かったものらしく、「エリート扱いされて困惑してます」との事だった。