「聖地」でタッグ 中野、杉並、豊島区がサブカル活用
「オタクの聖地」は秋葉原だけじゃない―。アニメや漫画に関連する施設や企業が集まる中野、杉並、豊島の3区が手を取り合い、サブカルチャーを活用した観光振興に取り組んでいる。3区一体での動画発信やイベントでのブース出展を通じて、自治体の境を越えた一大サブカルエリアとしてのイメージを定着させたい考えだ。「単独での取り組みでは区外への発信力に限界があるが、サブカルの地域として打ち出すことで、ブランド化を期待できると考えた」中野区の担当者は連携の狙いをこう説明する。