未成年への販売禁止の「不健全図書」、名称を「8条の規定による図書」に…東京都が今月変更へ
東京都は今月中にも、過激な暴力や性描写があるために未成年への販売を禁止する書籍について、「不健全図書」との名称をやめる方針を固めた。言葉のイメージが悪く、本来許されている成人向けに書店や大手通販サイトが販売を自主規制している現状があるとして、100人超の漫画家らが名称変更を求めていた。都青少年健全育成条例は第8条で、青少年の健全育成を阻害するとして、「性的感情を著しく刺激する」「残虐性を甚だしく助長する」と判断した図書などを「不健全図書」に指定できるとしている。