【フィリピン】サンボアンガ市で反政府組織が住民を人質に取り市役所付近の地域を武装占拠、膠着状態が続く
9月9日早朝から、モロ民族解放戦線=Moro National Liberation Front (MNLF)のミスアリ派300~400人と見られる武装組織が、ミンダナオ島北西部の中心サンボアンガ市中心部に突入する事件があり、現在こう着状態が続いている。MNLFは市役所近くの地域に立て籠もり、住民多数を人質に取ったため、包囲した国軍1500人と銃撃戦があり、少なくても市民2人を含む4人が死亡、20人近くが負傷し、今後犠牲者は増える見込み。