【天安門突入事件】習政権 国際テロ組織関与の主張に力点 行政の対応がウイグル族の不満につながっているという指摘も
中国・北京の天安門広場の近くで車が歩道に突っ込んで炎上し多数の死傷者が出た事件について、習近平政権は国際的なテロ組織が関与したという主張に力を入れ始めており、国内の民族問題に内外の関心が集まるのを避けようという思惑がありそうです。この事件で、炎上した車内で死亡した3人と容疑者として拘束された5人はいずれもウイグル族とみられ中国政府による抑圧的な政策への不満が背景にあったのではないかという見方が出ています。