【毎日新聞】岡山・就実大の賈鍾壽教授「朝鮮通信使は友好目指した平和遺産。日韓の史跡を世界文化遺産にしよう」
江戸時代の外交使節団・朝鮮通信使をしのび、
日韓友好を図る「朝鮮通信使ゆかりのまち全国交流会瀬戸内大会」が2日、岡山県瀬戸内市で開かれた。3日まで。瀬戸内の風景が広がる同市には、朝鮮通信使が9回訪れたという。地元小学生が人形劇を演じたり、韓国の中学生が伝統芸能を披露したりして、交流を深めた。講演した就実大(岡山市)の賈鍾壽(カ・ジョンス)教授は「朝鮮通信使は、日韓の友好を目指した平和遺産」と述べ、「和食とキムチのように、日韓にある通信使関連史跡を世界文化遺産に」と訴えた。