【台湾】「JAPANデビュー」問題で勝訴の女性「NHKに『人間動物園』と侮辱されたが、パイワン族の尊厳取り戻せた」
(台北 1日 中央社)日本の台湾統治を検証したNHKのドキュメンタリー番組内容をめぐる裁判で、名誉毀損が認められた台湾原住民の女性は「最高裁は潔白を取り戻してくれた。ほっとした」と安堵の気持ちを述べた。台湾の複数のメディアが伝えている。先月28日の東京高等裁判所での判決を受け、
屏東県牡丹郷高士村に住む台湾原住民・パイワン族の高許月妹さん(84)は、「訴訟はお金のためではなく、パイワン族の尊厳を取り戻すためだった」と改めて訴訟の目的を語った。