【インドネシア】ユドヨノ政権、貧困率目標達成できず 大統領選挙に向け候補者は様々な貧困対策を掲げる
ユドヨノ大統領は就任以来、さまざまな対策を打ち出した。コメ助成「ラスキン」▽低所得世帯補助金(PKH)▽貧困層向け医療保険(ジャムケスマス)▽雇用創出目的で地方自治体に開発資金支給▽屋台など零細経営への少額融資。しかし政策の実行段階で問題が生じるケースが目立った。補助金付き燃料値上げの補償策の一つ、貧困世帯への直接現金給付(昨年6月)では、全国1550万世帯に月15万ルピアを4カ月分給付したが、受給者選定方法や支給遅れが問題となった。