【中国軍事】中国海警局、大型船艇を増強…権益確保の構え
沖縄県・尖閣諸島がある東シナ海や、南シナ海などで巡視活動を行う「中国海警局」(海警、海上保安庁に相当)が大型船を中心に、保有する船艇数を急ピッチで増やしている。習近平(シージンピン)政権は長時間航行が可能な船艇を増強することで、海洋権益確保の態勢を万全にする構えだ。「海警」が所属する中国国家海洋局によると、1月、排水量約4000トンの「海警3401」「海警2401」が相次いで就役し、南シナ海を管轄する南海分局(広東省)と、東シナ海を管轄する東海分局(浙江省)にそれぞれ配備された。