【在日】辛淑玉「東京はレイシズムの聖地。震災が起きたら朝鮮人が事件を起こすから自衛隊に殺してくれというのだ。お金が欲しい」★2
■私の生まれ育った東京は、今や「レイシズムのメッカ」「宇都宮健児さんが都知事にならなければ、私たちの明日はない」――。こう訴えたのは、在日三世の辛淑玉氏。ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク、通称「のりこえねっと」で、宇都宮氏とともに共同代表を務めている。渋谷で生まれ育ったという辛氏は「朝鮮人でも商業高校を出たら就職できると言われたから都立第一商業高校に入った」と、当時を振り返る。