【中国大気汚染】中国 PM2.5による大気汚染悪化で農作物にも深刻な被害の予測
中国では2月下旬、大量の微少粒子状物質(PM2.5)などが発生し、これまでで最悪の大気汚染を記録したが、より深刻なのが大気汚染による日照時間の減少により農作物が育たないことだ。その被害も莫大な額に達するとみられ、食品関連業界では対策を急いでいる。中国農業大学の何東先教授によると、今回の北京などを襲った大気汚染の状態はこれまでで最悪レベルで、中国全土で、核攻撃で生じる大量の煤煙・粉塵で太陽光が遮られ、地表が氷点下の状態になるという「核の冬」のような状態となった。