【防空識別圏】日米共同で中国識別圏の妥当性提起 ICAOに書簡
日米共同で中国識別圏の妥当性提起 ICAOに書簡
日米両政府は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定した中国を念頭に、民間航空機の飛行ルールを確認する書簡をカナダ・モントリオールの国際民間航空機関(ICAO)事務局に連名で提出した。外務省が11日に発表した。書簡は中国の識別圏が日本や韓国、台湾の航空管制空域をまたぐ形で設定されたことを踏まえ、特定国が他国の管制空域を航行する航空機に対し、飛行計画の提出を義務づけたり運航を制約できるか確認する内容。