【中国】中国の大気汚染、わずかに改善 PM2.5などの濃度下がる 1~6月、環境保護省発表
中国の環境保護省は21日、主要74都市の2014年1~6月の大気汚染の状況を発表した。同省が定める環境基準を達成した日数は平均60.3%と前年同期に比べ1.6ポイント改善した。国務院(政府)が13年9月にまとめた総合的な汚染対策の効果が表れ、微小粒子状物質「PM2.5」などの濃度が下がったという。汚染が激しい北京市と周辺の13都市の達成日数は36.4%と3.2ポイント改善したものの、依然として深刻だ。