【フォーカス台湾】蘭嶼初のコンビニ、違法建築発覚で開業延期に 統一セブンイレブンは話し合いを希望 /台湾・台東
(台北 7日 中央社)
統一セブンイレブン(統一超商)が準備を進めていた離島・蘭嶼(台東県)初の店舗のオープンが延期となった。入居予定だった建物が違法建築であることが発覚したためだが、台湾原住民(先住民)のタオ族が多く住むという土地柄が問題をいっそう複雑化させている。蘭嶼での出店をめぐっては先月、一部の識者や芸能人らが伝統文化を壊すなどとして反対を表明し、インターネットで大きな論争となったが、セブンイレブン側は7月中旬、今月8日にオープンさせる考えを明らかにしていた。