【漁業】韓国が反発か…クロマグロ漁半減の国際ルール、日本が提案へ
水産庁は9月の国際会議で、高級魚として知られる太平洋クロマグロの漁獲量を大幅に削減するルールを提案する方針を固めた。日本が独自に採用している基準を各国の共通ルールにすることで乱獲を防ぎたい考えだ。しかし、一部の国が強く反発するとみられ、議論の行方は見通せない状況だ。◆独自ルール
日米や韓国などが参加する国際機関「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」は昨年、各国が14年の未成魚の漁獲量を02~04年の平均から15%以上削減することで合意した。