【国際】スチューデントプアは韓国だけの問題ではない…日本や中国でも深刻な問題に、スラムに居住する貧しい大卒者「蟻族」
「スチューデントプア」は韓国だけの問題ではない。中国の社会学者・廉思氏は2009年、大都市周辺のスラム(貧民街)に居住する貧しい大卒者を「蟻族」と命名した。休む間もなく勤勉な生活を送っているものの、低所得者の共同生活から抜け出すことのできない20代の大卒者の暮らしぶりをアリに例えたのだ。廉思氏の定義によると、蟻族は1980年代以降に生まれ、大学卒業後に就職に失敗したまま、大都市の外れで狭い部屋を借りて貧しい生活を送っている若者たちを指す。