【国際映画祭】「日本は遺憾の意さえ示さない」 中国女優ジョアン・チェンさんが第71回ベネチア国際映画祭で日本を批判
【ベネチア共同】イタリア北部で開催された第71回ベネチア国際映画祭で6日、審査員の中国人女優ジョアン・チェンさんが第2次世界大戦をめぐり「日本は遺憾の意を示したことさえない」と批判した。授賞式後の記者会見で、映画祭に出品された塚本晋也監督の映画「野火」の印象を問われた際に述べた。チェンさんは「戦争で多くの人々が殺され、町が爆撃され、拷問やレイプが行われた」が、日本は「正式に遺憾の意や認識さえ示したことがない」と指摘。