【フォーカス台湾】“昭和天皇のガジュマル”は、今も市民らの憩いの場に/台湾・台南
(台南 5日 中央社)
国立成功大学・光復キャンパス(台南市)の中には、ひときわ目を引く大きなガジュマルの老木がある。この木は1923(大正12)年に、当時皇太子だった昭和天皇が植えたとされており、現在では市民らの憩いの場になっている。このガジュマルの老木は、1995年に生命保険大手の「国泰人寿」の商標に選ばれ、「下に向かってしっかり根を張り、上に向かって成長する」という“大樹の経営哲学”とともに、台湾全土のメディアに登場してすっかり有名になった。