【日朝】「この日を待っていた」 墓参遺族ら5人が埋葬地へ出発 北朝鮮北東部の清津に
終戦前後に現在の北朝鮮地域で死亡した日本人の遺族5人が墓参りのため北朝鮮入りし、16日、同国北東部清津(チョンジン)に向けて首都平壌のホテルを出発した。中国との国境の町咸鏡北道会寧なども訪れる。5人は15日に北京から平壌に空路で到着。23日まで北朝鮮に滞在し、東部咸興なども訪れる。北朝鮮が拉致再調査などのために設けた特別調査委員会による、初回の結果報告を控える中での訪朝となり、遺族からは「遺骨が早く日本に戻って来られるように関係改善を望んでいる」との声が聞かれた。