【書籍】なぜ「韓国の英雄」は「日本の英雄」を断罪したのか~イ・チョンガク著「伊藤博文」併合に反対ではなかった★2[10/24]
▲チョン・ボングァンKAIST人文社会学科教授
韓国人は伊藤博文を侵略の元兇と考えるが、日本人は日本近代化の元勳と考える。当然、そういう彼を処断した安重根(アン・ジュングン)は韓国人にとって義に徹して命を捧げた英雄だが、日本人は彼らの英雄を暗殺した単なるテロリストに過ぎない。韓・日両国で各々英雄と認識されるアン・ジュングンと伊藤博文は相手国で凶悪武闘の'悪漢'にすぎないと認識され、本来、彼らがなぜ自国で尊敬を受ける人物かわからず、それほど分かろうとしないのが現実だ。