【拉致問題/衆院選】「なぜ今」「解決遠のく」=拉致被害者家族ら困惑…出馬の増元氏支援せず
衆院解散を受け、北朝鮮による拉致被害者や特定失踪者の家族からは、「なぜ今なのか」「拉致問題の解決が遠のくのではないか」と影響を懸念する声が上がった。家族会の飯塚繁雄代表(76)は「選挙の間、拉致問題への対応は止まってしまう。個人的には何で今解散しないといけないのかよく分からない」と困惑した様子。特定失踪者藤田進さん=失踪当時(19)=の弟隆司さん(56)も「解決がまた先送りになるのではないか」と不安を口にした。