【民団新聞】読みたいウリ絵本「あずきがゆばあさんとトラ」、夢与えた初の国際賞
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前回に引き続き、トラのむかし話絵本を紹介しましょう。今回紹介するのは、『あずきがゆばあさんとトラ』です。むかし、ある山里におばあさんがひとりで住んでいました。あずき畑で働いていると、山からトラがおりてきて、おばあさんを食べようとします。「トラさん、トラさん、このあずきが実ってから、あずき粥を食べるまで待っておくれ」あずき粥も食べたいトラは、「あずきができるころにまたきて、とって食ってやるからな」といい残して帰っていきました。