【神奈川】県議会、ヘイトスピーチ法規制意見書案可決の見通し
人種や民族差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を禁じる法整備などを国に求める意見書が県議会で25日に可決される見通しになった。県民企業常任委員会が22日、本会議への意見書の提出を全会一致で決めた。同様の意見書は奈良県議会が10月、都道府県議会では初めて可決している。意見書案は「県民57人に1人が外国籍である本県は、これまで多様な価値観や文化を受け入れてきた」とした上で、「県内でもヘイトスピーチが確認され、懸念が高まっている」と指摘。