【台湾】台湾唯一のPHSサービス業者「ファースト・インターナショナル・テレコム」(大衆電信)、破産宣告
(台北 27日 中央社)台湾で簡易型携帯電話(PHS)のサービスを提供する「ファースト・インターナショナル・テレコム」(大衆電信)は26日、台北地方裁判所から再生手続き終結の決定がなされ、破産宣告を受けたことを発表した。同社は2008年、台北地裁に再生手続き開始の申し立てをしていた。経営の再建を図るため、今年5月には“次世代PHS”とも呼ばれる無線通信規格「XGP」の普及を推進する団体「XGPフォーラム」の代表者を日本から招くなどして同規格の採用を検討していたが、資金調達のめどが立たなかった。