【北朝鮮】エボラ対策で工作員・労働者など自国民の帰国禁止 “鎖国”状態に 金第1書記が防疫徹底指示
北朝鮮が、エボラ出血熱の国内流入阻止のため海外にいる工作員・労働者など自国民の帰国を禁止したことが16日、分かった。朝鮮半島関係者が明らかにした。自国民の帰国禁止措置が確認されたのは初めて。一部の貿易業者や外交官は隔離措置を条件に入国できるが事実上、鎖国状態となったともいえる。金正恩第1書記が防疫の徹底を命じたためで、拉致問題をめぐる日朝交渉も平壌での協議開催が困難になったほか、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)への指導にも影響が出そうだ。