【中国】習近平氏が継続する腐敗撲滅の新たな標的は、「電力閥」李鵬元首相一族か…江沢民一族をも巻き込んだ奪権闘争に発展へ
習近平・中国国家主席は1月12日、北京で行われた第18期中央規律検査委員会第5回総会で、腐敗撲滅キャンペーンを継続する方針を明確に打ち出した。ジャーナリスト・相馬勝氏がレポートする。* * *
腐敗撲滅について、新たな情報が入った。胡錦濤前国家主席の側近で失脚した令計画一族の権力基盤である山西省の李小鵬・省長が、担当していた腐敗捜査関連部門の監察や会計検査、それに国有資産管理の権限を剥奪されたのだ。