【高知新聞/社説】教科書検定、中韓露の主張がない…自国の主張を丸暗記するだけでは、国際化の時代についてゆけまい
文部科学省が、来春から使用する中学校教科書の検定結果を発表した。文科省は先に教科書作成の指針となる「解説書」と「検定基準」を改定した。今回の検定はその新ルールの下で初めて行われた。具体的には解説書で、竹島と尖閣諸島を「固有の領土」と明記し、詳しく教えることにした。検定基準には、近現代史で通説的な見解がない場合、そのことを明示する▽政府の統一見解に基づく記述にする││
などとした。