【韓国】遺族反発のセウォル号特別法施行令 朴大統領が円満な解決指示
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は15日、韓国旅客船セウォル号沈没事故と関連した点検会議を主宰し、遺族が反発する特別法施行令問題を円満に解決するよう指示した。政府は先月27日、事故の真相究明に当たる特別調査委員会の公務員の定員を90人に減らし、企画調整室長を政府高官が務める内容を骨子とする「4・16セウォル号惨事真相究明および安全社会建設などに向けた特別法」施行令を立法予告したが、遺族らは「調査委の独立性が保障されていない」として、撤回を求めてきた。