【社会】大阪市など地方議会から包囲網…ヘイト・スピーチ条例で規制
ヘイト・スピーチ(差別煽動表現)に対し、大阪市が「ヘイトスピーチへの対処に関する条例案要綱(案)」を公表し、4月12日まで意見を募集している。要綱案は2月に橋下徹市長が市人権施策推進審議会の答申を受けてまとめたもので、全国初の条例化をめざす。要綱案によると、ヘイト・スピーチは特定の人種・民族の属性をもつ個人または集団に対し、社会からの排除、権利・自由の制限、憎悪・差別意識や暴力の煽動を目的に、侮辱や誹謗中傷し脅威を感じさせる表現活動と定義。