【AIIB】先進国のAIIB参加 バスに乗り遅れまいとの群集心理から決定
英仏独をはじめ世界57か国の参加が決まった中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)。当初は二流の国際銀行と呼ばれたにも関わらず、国連の常任理事国をはじめ多くの国が参加を決めたのはなぜなのか。ジャーナリストの相馬勝氏がリポートする。* * *
当初はアジアや中央アジアの発展途上国で構成される「二流の国際銀行」(在京外交筋)との位置づけだったAIIBだが、中国指導部による外交攻勢が功を奏したこともあって、英国が3月12日に参加を表明したことで、がらりと流れが変わった。