【世界遺産】イコモス、日本の過去隠ぺいに「待った」~国際社会が韓国の主張を妥当と認めた
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関・国際記念物遺跡会議(ICOMOS=イコモス)勧告案が持つ意味は、「明治日本の産業革命遺産」の明るい面と暗い面が公平に浮き彫りにされる機会が生じたということだ。日本政府は、1850年代から1910年にかけて九州一帯に建設された炭鉱・港湾・製鉄所など23カ所を「明治日本の産業革命遺産」と名付け、これらをユネスコの世界文化遺産に登録するため2001年から14年間にわたり力を入れてきた。