【経済】ソニーが執念でテレビ事業11年ぶり黒字化 一方でサムスンは赤字。互いの分水嶺となる可能性も
業績悪化の長いトンネルを抜けつつあるソニーのテレビ事業の営業損益が、11期ぶりに黒字に転じた。一方、ライバルの韓国サムスン電子は、今年1~3月期にテレビや冷蔵庫などの家電部門が約155億円の営業赤字となった。両社にとって分水嶺となる可能性がありそうだ。ソニーの2015年3月期連結決算は、売上高が前期比5.8%増の8兆2158億円、営業利益は約2.6倍の685億円で、最終損益は1259億円の赤字だった。