【台湾】馬英九総統「血と涙の歴史を忘れない」、「抗日戦争勝利70年」軍事パレード開催…対日姿勢硬化、中国は「共闘」演出
【台北=向井ゆう子】台湾の国防部(国防省に相当)は4日、台湾北部の軍基地で「抗日戦争勝利70年」を記念した軍事パレードを開催し、馬英九(マーインジウ)総統が「血と涙の歴史を忘れることはできない」と述べた。日中戦争の「戦勝国」の立場を強調する中国に対抗するのが狙いとみられるが、対日姿勢の硬化を示すような動きは、台湾と歴史問題での「共闘」を演出したい中国を増長させることになりかねない。