【社会】関東大震災直後の朝鮮人虐殺を告発、秋田雨雀の「骸骨の舞跳」…青年劇場50周年で公演
青年劇場創立50周年記念の小劇場企画による、日露戦争前夜の庶民の姿を描いた「動員挿話」(岸田國士作)と関東大震災直後の朝鮮人虐殺を告発した「骸骨の舞跳」(秋田雨雀作)の2本立て公演が10日から20日まで、東京・新宿区の青年劇場スタジオ結(YUI)で行われる。1924年に発表された「骸骨の舞跳」は、秋田雨雀(1883~1962)が震災直後、多数の朝鮮人が虐殺されたことに怒りを込めて、一気に書き上げた作品。