【国内】小林よしのり「韓国は日本に併合され、中国は日本に侵略されて、傷ついている。ワシは村山談話にそんなに否定的ではなくなった」
中国、韓国との間に立ちはだかるのが、歴史認識問題だ。歴史認識を巡る相克を乗り越えるには、どうしたらいいのか。言論界でも活躍する漫画家の小林よしのり氏が、現在の日本人が持つ思想的背景にはどんな歴史観が根付いているのか、また日本人はこれからどんな国家観を持つべきかを聞いた。(インタビュー・構成/『週刊ダイヤモンド』論説委員 原 英次郎)
● 1970年代に入ると 日本に「加害者史観」が出てきた
――小林さんは日本人の歴史認識について、どう捉えていますか。