【日中韓首脳会談】米オバマ政権、日韓関係改善の機運期待 「平和と繁栄」へ協力を
オバマ米政権は、約3年半ぶりとなる1日の日中韓首脳会談が日中、日韓関係の改善に向けた機運を高める節目になり得ると歓迎。3カ国が協力して「地域の平和と繁栄を支える」(カービー国務省報道官)ような関係構築を期待している。米政権は、南シナ海の領有権をめぐる中国への警戒といらだちを隠さない。特にスプラトリー(中国名・南沙)諸島の人工島を軍事拠点化する動きには、海軍艦船を周辺に派遣して「米国の本気度」(関係筋)をはっきりと示した。