【日中】中国船、異例の3隻が同じ日に活動 久米島周辺EEZに 海保が中止求める
沖縄県・久米島周辺の排他的経済水域(EEZ)で14日、中国の海警局船など3隻が相次いで現れ、海中から物体を引き揚げるのを海上保安庁が確認した。海洋資源調査が目的とみられ、巡視船が「同意のない調査は認められない」と中止を求めた。この海域で3隻の船が同じ日に活動するのは異例という。第11管区海上保安本部(那覇)によると、海警局の「海警2146」が箱状の物体を、中国の海洋調査船「勘407」が球状のものを、海中からそれぞれ引き揚げるのを確認した。