【南シナ海問題】中国船、フィリピン支配海域に10日間停泊 パグアサ島数キロ沖 比軍は一時警戒態勢
南シナ海のパグアサ島の沖合に停泊する中国海警局の「海警2305」=18日(提供写真・共同)南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島でフィリピンが実効支配するパグアサ(ティトゥ)島の数キロ沖に、中国海警局の「海警2305」が10日間にわたって停泊していたことが19日、分かった。同島を管轄するカラヤアン町のビトオノン町長によると、12カイリ(約22キロ)内の「領海」を中国船が航行することは過去にもあったが、これほど長く停泊し続けたのは初めて。