【COP21】中国、PM2・5汚染が積極姿勢に冷や水 「ロンドンだって汚染問題あった」と釈明
中国で続く深刻な大気汚染が、パリ郊外で開催中の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)での中国の姿勢に冷や水を浴びせている。地球温暖化対策の新たな国際ルールづくりに意欲を示しながら、足元の大気汚染を解決できない中国当局に国民の不信感も強まっている。中国の解振華・気候変動事務特別代表は8日に会議場で開いた記者会見で、メディアから大気汚染について聞かれ「ロンドンなどでも工業化の過程で汚染の問題はあった」と釈明した。