【国際】「安倍首相の軍国主義化防ぐ」 偏向と独善の「憲法9条にノーベル平和賞」運動 歪んだ構図に見える中韓の思惑 古森義久
新しい年には日本国憲法が改めて熱い論議の的になることは確実である。その論議はまず日本国内で日本国民が当事者として進めることが自明だろう。ところがこの基本原理を国外からの圧力で崩そうとする政治活動が目立つようになった。現行の憲法、とくに第9条にノーベル平和賞の認知を取りつけようという動きである。日本側ではこの2年、「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会という組織が主体となり、年来の「第9条の会」や一部の政治家と学者が推薦をした。