【南シナ海情勢】南シナ海「2030年までに中国の湖に」 米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が警鐘
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は20日、オバマ政権のアジア太平洋重視のリバランス(再均衡)戦略を検証した報告書をまとめた。中国が岩礁の埋め立て工事を進める南シナ海について「2030年までに事実上、中国の湖となる」と警鐘を鳴らし、政権の中国・北朝鮮政策は不十分だと指摘した。報告書では、30年までに中国が複数の空母打撃群を保有する可能性があるとし、「米国にとってのメキシコ湾やカリブ海のように、南シナ海が事実上、中国の湖となる」と強調。