【神奈川新聞】オモニとハルモニの目から見た川崎のヘイトスピーチデモとカウンター ハルモニ「日本には貢献したが迷惑は掛けていない」
在日コリアンを標的にしたヘイトスピーチデモが再び川崎・桜本を狙って計画された。1月31日、県警の許可を得た差別主義者の一団が川崎市川崎区の臨海部の街中を通ってゆく。希望と絶望が交錯した差別デモとその後を、在日3世のオモニ(母親)のまなざしを通して追った。仕事を終えて帰宅した夜、崔(チェ)江以子(カンイジャ)(42)はスマートフォンを取り出し、画面に文字を打ち込んでいった。