【沖ノ鳥島】海上保安庁が台湾漁船拿捕か 乗組員解放に向け外交部が日本側と交渉
東聖吉16号の船主、潘忠秋さん
外交部は25日、台湾漁船「東聖吉16号」が同日午前、沖ノ鳥(島)の東南東150カイリ地点で海上保安庁に拿捕(だほ)されたと発表した。乗組員の早期解放を求めて日本側と交渉しているという。外交部は、沖ノ鳥とその周辺海域をめぐり、国際的な問題があると強調。これまでにも日本側に対して国連大陸棚限界委員会(CLCS)の審議が終わるまでは、中華民国や他国・地域の航行と漁業の権利および利益を尊重すべきだと主張していたとしている。