【オーストラリア】中国“爆買い”はシドニーの不動産にも 町の半分が「中国人街」の様相
オーストラリアの最大都市シドニーで約30年前、高校の交換留学生として約1年間生活した。下宿先のパンやパスタに飽き、下町の一角にあるチャイナタウンの料理店に足を運んだことを思いだす。だが中国人が増えた今は、町の半分が「中国人街」の様相だ。その影響力を最も感じるのが不動産で、「売り出したばかりのマンションの物件を見に行くと、50戸中40戸を1人の中国人女性が現金で買っていった後だった」などといった話を複数の知人から耳にした。