【フィリピン】選挙絡みの襲撃で10人死亡
フィリピンで大統領選などの選挙が一斉に実施された9日、投票所に対する銃撃などが相次ぎ、警察によると全国でこれまでに少なくとも10人が死亡した。同日はベニグノ・アキノ(Benigno Aquino)大統領の任期満了に伴う大統領選の他、全国で計1万8000のポストを争う議会選や首長選も行われた。政治に絡む暴力事件が多発することで知られるマニラ(Manila)郊外のカビテ(Cavite)州ロサリオ(Rosario)市では、夜明け前に7人が待ち伏せされ、射殺された。