【韓国】流通する化学物質の98%で有害性が検査されない衝撃の理由=「昔から使われてきたから安全とみてよい」
2016年5月16日、韓国で販売されていた加湿器用の消毒剤に有害物質が含まれていた問題に関連し、韓国紙・韓国日報は国内で流通する3万7000種余りの化学物質のほとんどで有害性の検査が行われていなかったと報じた。韓国環境部と国立環境科学院によると、有害化学物質管理法が施行された1991年当時、既存の化学物質に指定された3万7000種余りのうち、政府が昨年までに有害性検査を行った物は600種余り、わずか2%にも満たなかった。