【竹島問題】竹島漁業の実態示すメモ書き アワビやワカメの記録 専門家「史実補強の貴重な資料」 島根
韓国が不法占拠を続ける竹島(島根県隠岐の島町)の周辺で戦前に営まれていた漁業の実態を説明するメモ書きがみつかり、同県竹島資料室が20日発表した。メモは、竹島海域での「かなぎ漁」に携わった隠岐地方の漁師(故人)が、自身の記憶をたどって昭和50年代に記したもの。出漁者の名や竹島で採れたワカメの長さなど既存の資料にない内容もあり、専門家は「昭和初期に隠岐地方の住民が竹島周辺海域へ漁に出ていた史実を補強する貴重な資料」と評価している。