【日台】沖ノ鳥礁近海の台湾巡視船 新政権でも活動継続か
今月初めに中国国民党・馬英九政権(当時)が漁船保護を目的に沖ノ鳥礁(日本名:沖ノ鳥島)近海に派遣した巡視船と訓練船について、同20日に発足した民主進歩党(民進党)・蔡英文政権が、退去の指示を出していないことが21日、海岸巡防署(海巡署、海上保安庁に相当)の発表で分かった。3000トン級の巡視船「宜蘭艦」など計3隻の沖ノ鳥礁近海での活動は、先月下旬に台湾漁船が同海域で日本の海上保安庁に拿捕(だほ)されたのをきっかけに、1カ月間の予定で行われている。